知らないうちに借金が膨れ上がる!?キャッシングの利率とデメリット
キャッシングは簡単に資金が調達できる便利な方法と考えている人が多いです。しかし、注意して利用しないと、人生を狂わせるような事態になってしまうようなケースも存在します。今回は、キャッシングを利用するうえで注意すべき点と、キャッシングのデメリット及び特に注意が必要な人の性格や特徴を考えていきます。
まず、キャッシングの注意すべき点は利率の計算です。金融業者に借入をする時には、当然利子をつけて返さなければいけません。この利率の計算方法は複利計算と呼ばれる方式が一般的ですが、この計算を把握していないと、長期間借りた時に、とんでもない額の負債額になってしまうケースがあります。現在の法律では、利率20%以上の金利は禁止されており、以前ほど、金融トラブルが発生することはなくなりましたが、依然として、この利率の計算ができないまま、不用意にキャッシングを行う者がいるのも事実です。
キャッシングは気軽に利用できるメリットがある反面、デメリットも存在します。多重債務や自己破産の原因として、最も多いのがこのキャッシングに関するトラブルです。自分では返済できないほどの大金を借入したことによって、返済できないままどんどん借金が膨れ上がり、その借金を返すためにさらに消費者金融などから借入をして、多重債務に陥ります。そして、借金で首が回らなくなり、自己破産するというシナリオが代表的です。そうした破綻者に食らいつくのがヤミ金業者です。誰でも審査なしで借りられるという甘い文句で多重債務者を取り込み、法外な利息を要求するという手法です。多重債務者は、とにかく金を工面したいと考えており、一種の思考停止状態になっていることが多いです。その隙をついて、審査をしないという餌で、多重債務を釣り上げます。そうならないためには、金を借りる側の注意が必要になってきます。
キャッシングのトラブルに陥りやすい人の性格的特徴もあります。次に、それを紹介しましょう。まず、一番気をつけなければいけない人の性格は、衝動買いをするタイプです。このタイプの人は、金銭の管理ができていれば、それほど問題にならず、ただの無駄遣いが多い人間で済むのですが、金銭管理ができないタイプだと深刻な問題になりやすいです。キャッシングをすれば、欲しいモノが際限なく手に入るのですが、当然、借りた金は返す必要があります。しかし、このタイプの人はそうしたことに気が回らないことが多いので、気がついたときには、借金だらけということが少なくありません。キャッシング自体をしないほうがいいのはこのタイプです。そして、もう一つのタイプが、計画性が薄く、行き当たりばったりで物事を考えるタイプです。このタイプの人も、キャッシングに手を出さないことを勧めます。キャッシングは、返済計画を立てることが何より重要となってきます。特に長期間の借り入れは、返済額も馬鹿にならないので、無計画に長期間の借り入れをするのは自殺行為です。この二つのタイプを考えれば、キャッシングで最も大切なことは、返済の目処を、借りる前に計画するということです。